『足助の聞き書き第8集 』PDF
足助に暮らす73歳~99歳の方々(男性4名、女性3名の計7名)に、子供の頃から現在までの話を聞き、方言を生かした、ひとり語り形式の文章にまとめました。
これまでに第1集~第8集で70名の話し手の生き様を収録しています。聞き手は、足助地区在住の方が1名、地区外からが6名。みよし市、常滑市、千葉県柏市からの参加もありました。
目次を紹介しますね!
初版は豊田市のわくわく事業補助金を活用して印刷し、足助地区内の各自治会、小中学校に配付します。(新型コロナウイルスの影響で、諸々遅れてしまい、6月の足助地区区長会で配布依頼をしました。)また、例年、購入希望の声があるため、その意向を受けて自費で増刷し、足助の町並みにあるマンリン書店さんにて販売してもらってます。
毎回、完成報告会を、足助病院の南棟講義室で開催しておりますが、新型コロナウイルスの影響により、今年度の開催は見送る予定です。
今回も話し手の語りから、様々な足助のエピソードに触れることができます。
旅館『香嵐亭』の女将として見てきた香嵐渓(浅井ヨシエさん)。足助からタクシーをなくしたくないという思いで引き継いだ日の出タクシー(鈴木義和さん)。綾渡高原民宿村の仕事/生活改善グループと『母さんの店・花もみじ』で作り続けた郷土の味(寄田種子さん)。足助炭焼き塾塾長として研究した炭焼きの奥深さ/定住促進に取り組んだ高峰下ファームビレッジ(梶 誠さん)。戦死通知の届いた夫が生きて帰って来てくれたときの嬉しさ/やっぱり連谷町が一番だと語る郷土愛(安藤百合さん)。他のことはやりたいとは思わず大工一筋の心意気/足助八幡宮の山車のわっぱ替え(内藤茂さん)。農林省の仕事で農業実習に行ったブラジルでの経験が足助屋敷に続く(小澤庄一さん)。
今年度は、『足助の聞き書き第9集』の製作を進めますが、新型コロナウイルスの影響が不透明なため、新規メンバーを募集しての講座は開催しない方向です。
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