あすけ聞きフェス in 足助病院2018(6/16)
6/16(土)13:30~足助病院南棟講義室で『足助の聞き書き 第7集』発表会『あすけ聞きフェス in 足助病院』を開催します!!
▼チラシ(PDFファイル)
https://asuke.air-nifty.com/blog/files/180522.pdf
豊田市足助地区に住むお年寄りから昔の話を聞き、冊子にまとめている『あすけ聞き書き隊』が、豊田市のわくわく事業を活用して『足助の聞き書き 第7集』(全70ページ)を制作しました。
▼これまでの聞き書き集(PDF)
http://asukekikigaki.boo-log.com/c9168.html
制作した冊子は、足助地区の自治会、小中学校、図書館、各施設等に配布しました。
今回の話し手は足助地区で暮らして来た5名の方々です。男性3名、女性2名で、全員が80代の方です。
子どもの頃から現在に至る、ご自身の人生を語ってもらい、方言を生かした話し言葉で原稿にまとめました。既刊分を合わせると、第1集~第7集で63名の話し手の生き様を収録しました。
男性の話し手の作品では、主に仕事の話がまとめられています。萱葺(かやぶき)屋根職人から、時代の流れでトヨタ自動車に転職された方。原木椎茸の栽培に60年以上打ち込んで来られた方。大工として足助城の建築にも従事し、引退後は農産物直売所『まごころ市場』の会長として長年尽力された方。
女性の話し手の作品には、薪で煮炊きしていた頃の苦労が綴られています。農作業、山仕事、炭焼き、養蚕、子育て。山の資源で収入を得るために家族で協力し、食べるものを田畑で作る自給自足の生活が浮き彫りになりました。
聞き手には足助地区外から3名の参加がありました。途中で常滑市から札幌市へ転勤となり、その後も電話連絡を取りながら作品を仕上げてくださった方もいらっしゃいます。
『足助の聞き書き 第7集』の発表会として、6月16日(土)午後1時30分から、足助病院南棟講義室で『あすけ聞きフェス2018』を開催します。
話し手・聞き手が集まり、作品の発表と共に、講師(NPO共存の森ネットワーク 事務局長 吉野奈保子氏)による講評があります。
また、自費で増刷した『足助の聞き書き 第7集』の販売(1冊1,000円)も行います。
聞き書きを知らない人も、知っている人も、話し言葉で綴る聞き書きの魅力を知る良い機会です。
入場無料ですので、是非たくさんのみなさまにご来場いただければと思っております。
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