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2003.10.06

消防署との合同訓練

週末に、私の所属する足助町消防団第4分団と消防署との合同訓練を実施しました。

合同訓練は、実際の火事を想定し、消防署と消防団とが協力して消火活動を行う実践的な訓練です。

今回は管轄地域内の山林火災を想定しました。火災発生地点では発煙筒を焚きます。

訓練は、町内の非常放送による訓練出動の放送を合図にはじまります。消防署と消防団が出動し、火災発生現場に向かい、途中無線通信のやりとりで、火災状況の報告をしたり、消防署からの指示を受けたりします。

消防署は水を積んだタンク車を火災現場近くに乗り入れ、第1線の放水をはじめます。

実際に使われたタンク車は下記ページで「タンク3号車」と紹介されている車両です。1700リットルの水が積めます。

○あすけ消防の車両(あすけ地域消防組合消防本部)
http://www.shoubou.asuke.aichi.jp/syaryou1.htm

消防団は、まず、このタンク車に補水できるよう水利を確保し、次にタンク車から第2線の放水を行います。

今回は、火災発生地点に近い防火水槽からタンク車まで、2台の小型ポンプと21本のホースを使い、距離約400m、高低差約20mを挟んでの補水を実施しました。また、防火水槽近くの川(用水)から、防火水槽への補水も行いました。

合同訓練では、消防車両の運行、無線のやりとり、小型ポンプの操作、ホース延長、火災現場への放水と、実践的な訓練を幅広く行うことできました。非常に有意義なものになったと思っています。

下の写真は上から順番に、「消防署と消防団による2線放水」、「訓練後タンク車で消防署の指導を受けているところ」、「川(用水)を土嚢で堰き止めた自然水利」です。

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