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2006.12.19

山ノ講(山ノ神様のお祭り)

先日、父が「ワープロで打ってくれんか。」と、手書きの原稿を持ってきました。

それは、「山の講のお知らせ(山ノ神様のお祭り)」の案内チラシでした。

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山の講のお知らせ(山ノ神様のお祭り)

船渡の○○○○さんの家の裏山の峠に
船渡と渡合でお祀りしている山ノ神様があります。

昔は毎年12月に組の人たちがみんなでお祭りをして、
この冬、春、山仕事でけがや災難がないように
お祈りをしていました。
それからみんな山仕事に入ったものです。

しかし、時代の進化とともに山仕事をする人が少なくなり、
昭和30年代の初めの頃からトヨタ関連の企業に働く人が多くなり、
いつしか山ノ講は忘れられてしまいました。
以来、約半世紀の間、訪れる人もなく、荒れ放題になっています。

そこで今回、荒れている山ノ神様の「ほこら」を整備し、
もう一度お祭りを復活しようという話になりました。
大人の方も子供さんも、是非参加してください。

山ノ講日程
平成18年12月16日(土)午後2時~
午後2時~3時 : ○○○宮司による祭詞、ほこら整備
午後3時~ : 船渡薬師堂で、あま酒などのふるまい
船渡、渡合 有志

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山ノ神様のスケッチも描いてあったので、水彩絵の具で陰影をつけ、スキャナで取り込んでみました。

06121901_1

▼山ノ講案内チラシ(PDF)
http://asuke.air-nifty.com/blog/files/06121900.pdf

その、約半世紀の間忘れられていたという、山ノ神様のお祭り、山ノ講が土曜日に行われました。

山ノ神様が祀られている峠に行ってみると、「山ノ神」と彫られた石がポツンと立っていました。

06121903

父の描いたスケッチには石の祠があったのですが、くずれてしまったようで、見当たりません。


06121904

まず、木を切って周辺を整備し、宮司さんにお生抜きしてもらいました。

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そして、山ノ神様とその周辺の石を掘り出しました。

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その後、土を入れて踏み固めます。

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最後は、みんなで石の組み合わせに悩みながら、祠を復旧させました。ここまでの作業に結構時間がかかってしまい、大幅に予定時間をオーバーしてしまいました。

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ここからが、山ノ神様のお祭りです。竹製の手作り容器で持ってきたお神酒やお供え物を供え、宮司さんによる祭詞が執り行われました。

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山から降りてくると薬師堂で、お餅や甘酒の準備が整っており、みんなでいただきました。

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06121913


私はこの後予定があったので、先に帰ってきましたが、薬師堂では、ひき続きバーベキューがはじまったそうです。

私は、山ノ神様の存在すら知りませんでした。今回のタイミングで整備されなければ、永遠に忘れられてしまっていたかもしれません...

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コメント

突然ですが、山ノ神の神事
貴重な報告。
私の記事に紹介させていただきました。
ヨロシク

投稿: 棚からぼた餅 | 2008.08.16 16:51

棚からぼた餅さん こんにちは!
ご紹介ありがとうございます。
今でも山にかかわりのある職種の人たちは、山ノ神を大切にしているんですね。
良い話ですね。
うちのほうは12月に山仕事をしない日、4月に農作業をしない日があったそうです。
あと、盆のはじめと終わりも先祖が家に来るときに、足を切ってしまわないように鎌などを使わないということになっていたそうです。

投稿: Key(Takaki) | 2008.08.17 13:56

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