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2006.11.28

市民セクター全国会議2006

足助地域会議の関係で、日本NPOセンターが主催する「市民セクター全国会議2006」(会場:東京商工会議所)に参加してきました。

▼市民セクター全国会議2006(11/23木・祝・24金)
http://www.jnpoc.ne.jp/event/c-sector2006/

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市民セクターについては、下記ページの下のほうに解説がありますね。

▼開催概要
http://www.jnpoc.ne.jp/event/c-sector2006/c-sec06gaiyou.html

>ここで言う市民セクターとは、
>社会的な責任を自覚した個人としての市民をはじめ、
>そのような市民によって支えられた、NPO・NGOなどの
>民間組織によって構成されるセクター。
>なお広義には、そのようなセクターに関心を持ち、
>かかわりのある企業や行政の部門も含めて考えています。

実は私もつい最近耳にした言葉だったりします。行政セクター、企業セクターに対する市民セクターと考えれば良いのだと思います。

第三セクターというものもありますが、あれは日本に市民セクターという考え方が育っていなかったことによる間違った概念(国際的に見て特殊)だという話を聞きました。

初日のプログラムは、基調講演とキーコンセプトセッションでした。

■2006年11月23日(木) 15:00~18:00

・基調講演
 市民が大切にしている価値とは
 ~アバンギャルドにノイズを発信し続ける~
 【話し手】赤瀬川 原平さん(芸術家・画家・小説家)

・キーコンセプトセッション
-「民間」-市民セクターの民間性・市民性を問う
-「変革」-市民セクターの変革性・運動性を問う
-「連帯」-市民セクターのつながりを問う

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二日目は分科会形式となっており、私は分科会1「民間」に参加しました。

■2006年11月24日(金) 9:30~16:30

・分科会1[民間]
 「民」だからできること、「民」にしかできないこと
 -市民セクターの民間性・市民性をあぶりだす-

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グループワークもあったりして、この日はなかなかハードな1日でした。

以下、レポートとしてまとめた所感を紹介します。

+++

2日間を通じて、いくつものNPOなど民間組織の活動事例を耳にした。
その中でも、下記2団体の活動は、社会的影響力も大きく
インパクトのあるものであった

(1)特定非営利活動法人 くびき野NPOサポートセンター
  http://www.kubikino-npo.jp/
 ・毎週、地方新聞の4ページ分にNPOが作成した
  NPOの記事を掲載している。
 ・NPO記事ページに掲載する広告収入で
  スタッフの給料をまかなっている。

(2)特定非営利活動法人 環境市民
  http://www.kankyoshimin.org/
 ・日本初の「地域版グリーンコンシューマー・ガイド」を作成し
  全国に広めた。
 ・省エネラベルキャンペーンは国の制度となる。
 ・環境首都コンテストを開催し、入賞自治体の表彰を実施。
  いくつかの自治体の市長、町長が環境首都を
  目標とすることを公言。
  総合計画の主目標として環境首都を掲げた自治体が現れた。

2日目の分科会は、4~5名×4グループの構成であった。
私の所属したグループのメンバーは下記の通り。

・特定非営利活動法人 あきた県南NPOセンター
・小田原市議会議員
・愛知県社会活動推進課(あいちNPO交流プラザ)

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市民セクターの民間性・市民性がテーマであったが、
話題提供者からは下記のように企業セクター、
行政セクターからの独立性を意識した発言が目立つ印象を受けた。

・助成は一時的なものであり施策に結びつけて
 行かなければならない。
・行き過ぎた小さな政府のお先棒担ぎの民間セクターに
 なってはいけない。
・民として独立する。
・パワーをつけて行く必要がある
 (企業、行政の下請けにならない)。
・協働は違うことをやることであり、
 いっしょに同じことをやっても仕方ない。
・協働は目的ではなく手段。
 最終形ではなく問題解決のための一時的な状態。

グループワークでも民間性(市民性)の実現、実践について話し合い、
私は発表者を担当した。

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グループでピックアップしたキーワードのひとつである
「相乗効果」と、話し合いから導いた「多様なベクトル響きあう」は、
発表後の全体ワークでも取り上げられ、
その後「市民セクターの本質」を話し合うベースとなった。
グループメンバーも有意義なディスカッションになったと
満足していた。

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私自身も、NPOなどの民間組織としての国内最先端と言える
活動の現状を知るとともに、そういう組織のリーダーが考える
市民セクターのありかたに触れる貴重な機会となった。
ただ、「市民セクター全国会議」というタイトルでありながら、
民間性・市民性が大きなテーマとして取り上げられているのは、
行政セクター、企業セクターと同様、理想と現実というような、
日本の組織の抱える自己矛盾的とも言える問題を抱えている
裏返しようにも感じた。

今回の出張は、足助地域会議独自のもののようであるが、
こういう機会を持つのは良いことだと思う。
今後も足助地域会議独自の企画を推進していくことを
期待する。

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